中途採用者賃金決定のステップ

中途採用者の賃金を決める際の具体的な手順を4つのステップに分けて解説します。
職種・ポジションごとの相場を調べる
まず、採用したい 職種やポジションの市場相場を把握します。
参考になる情報源

- 求人サイトの給与情報(リクナビNEXT、doda、マイナビ転職 など)
- 転職エージェントのレポート(dodaの「平均年収ランキング」など)
- 厚生労働省の統計データ(賃金構造基本統計調査)
- 競合他社の求人情報(同業他社の採用ページをチェック)
例えば、Webエンジニアの相場を調べたい場合
- dodaやマイナビ転職で同じ職種の募集要項を確認
- 転職エージェントに相談して最新の市場感を聞く
- 厚生労働省の統計データで業界の年齢階級別の平均賃金をチェック
このように複数の情報源を使って相場を把握しましょう。
社内の賃金水準とのバランスを取る
相場が分かったら、次は在籍者とのバランスをチェックします。
チェックポイント

- 同じ職種・役職の既存社員と大きなズレがないか?
- 採用後のキャリアパスや昇給ルールと矛盾しないか?
- 新規採用者だけが特別待遇になっていないか?
候補者のスキル・経験を評価する
同じ職種・役職でも、候補者のスキルや経験によって賃金は異なります。
オファー額を決定する
最後に、候補者に提示する正式な賃金額(オファー額)を決定します。
オファーのポイント
- 相場+スキル評価を反映した適正なオファーを出す
- 他社と競争になる可能性があるため、最低ラインを決めておく
- 年収だけでなく、福利厚生や昇給制度も含めた総合的な条件を提示する
まとめ
- 職種・ポジションの相場を調べる
- 社内賃金とのバランスを取る
- 候補者のスキル・経験を評価して適正な額を決める
- オファー額を決定し、交渉に備える
この流れをしっかり押さえることで、適正な給与設定ができるようになります。
人材マネジメント施策のご相談をお受けします
会社が成長していくうえで人材マネジメントは重要なポイントになります。
ヒューマンキャピタルは豊富な経験と専門性を元に、丁寧なヒアリングと綿密なミーティングをもってクライアント様に最適な人材マネジメント施策をアドバイスをさせていただきます。
ぜひ一度、ご相談ください。

投稿フォームからご相談、お問い合わせください
*********************************
投稿フォームはこちらです
*********************************