いわゆる専門職を「部下無し管理職」という言い方をすることが多いですね。
(管理職でありながら「部下無し」というのも、改めて考えると変な気がしますが)
多くの日本企業の「専門職」の実状を言い表した言葉です。
・肩書はついているが、マネジメントはしない
・しかし特に専門性が高いわけではなく、何かに熟練しているわけでもない
---こんなケースが多いようです。
要するにマネジメント適性の無い社員の処遇職。
このような人に対する周囲の目線は結構冷たいです。特に若手社員からの。
また、本人のモチベーションも高くはありません。
問題は、余計なことをしなければもっと活躍できているのに、中途半端な処遇をしてかえってやる気を失わせてしまっている例が少なくないということ。
「〇〇専任部長という辞令を受けたけど、何をすればいいの?」と戸惑い、居心地の悪さを感じているというような。
「本人のため」と考え出したことが裏目に出てしまっているのではないかと。
私が思うに、そろそろ肩書信仰からは脱する方がいいのではないでしょうか?
それでモチベーションが上がるとは思えませんし、現場も混乱します。
まぁ、そのあたりは人によって捉え方は違うのでしょうけど、少なくとも、疑似管理職のような肩書はやめて、位置づけ・役割が明確になるようなかたちにすべきかと思われます。
人材マネジメント施策のご相談をお受けします
「ご相談、お問い合わせはこちらから」
会社が成長していくうえで人材マネジメントは重要なポイントになります。
ヒューマンキャピタルは豊富な経験と専門性を元に、丁寧なヒアリングと綿密なミーティングをもってクライアント様に最適な人材マネジメント施策をアドバイスをさせていただきます。
ぜひ一度、ご相談ください。