最近の人材マネジメントをめぐるキーワード
最近の人材マネジメントをめぐるキーワードを思いつくままに挙げてみると…
・ジョブ型人事
・リスキリング
・自己選択型人事、ジョブポスティング
・ダイバーシティ、多様性
・キャリアアップ
自律型人材を育てるには
これらに共通する要素は「自律型人材」ということです。
直接そう言っていなくても、そのような人を念頭においていますね。
それに対して、こんな経営者の嘆きをよく耳にします。
「ウチの社員は指示待ちだ」
「自分で考えようとしない、動かない」
その通りだとしたら、自律とは対極の状態です。
しかし社員をそのような状態にしたのは他ならぬ会社であり、経営者です。
・社員の一挙手一投足にまで細かく指図する「マイクロマネジメント」
・本人の意思を全く無視した一方的な人事異動 など
これらに共通するのは、個の軽視・無視ということです。
（もちろん、人事異動を否定するわけではありませんし、本人の希望に反した人事異動もやらざるを得ないことも当然あります。要は程度問題であり、会社の基本的スタンスの問題です。）
このようなことが会社の日常となると、社員の間にはこんな空気が蔓延します。
・いくら自己啓発してもムダ
・どうせ自分の希望、考えなど無視される
これで自律型人材など育つことはありませんし、モチベーションにもマイナスです。
意識変革がポイント
このような状態から脱するためには、意識を変えるところから始める必要があるでしょう。
会社は働く人の自律性、多様性を重視する方向に。
働く人は、プロ意識をもち、自らのミッションをやり遂げるという方向に。
まず意識変革。ここが最初のポイントになりそうです。
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