社内FA制度とは
社員があらかじめ行きたい部署を会社に伝えておき、該当部署にニーズがあれば、所定の審査を経て異動させるという仕組みです。
社内人材公募制度が、部署が募集をかけ、社員がそれに応募するという、部署ニーズが先行する「求人型」であるのに対し、社内FA制度は、社員の希望が先行する「求職型」です。その点で、社員のイニシアチブがより強い制度と言えます。
異動希望を聞くという点では、自己申告制度も同様です。
しかし異動希望情報を人事異動の参考にするという自己申告制度に対し、社内FA制度では、希望を聞いた人事部が希望先の部署に打診するなど、積極的なマッチングを図るという違いがあります。
社内FA制度のポイント
社内公募制度とほぼ同様です。
ただし、前述の通り社内FAは、社員の自主性がより強くなり、社内流動性を高めるという性格があります。
したがって、社員が職場を選択するということに対する、会社の「受容度」を見極めた方がいい場合もあります。その点から、自己申告制度、社内公募制度を先行導入し、運用状況を見てから社内FA制度を導入するという、段階導入をする会社もあります。
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