世の中には様々な組織開発やモチベーション施策がありますが、効果があがっていないという例も少なくないようです。
その原因として大きいのは、社員の受け止め方と疲弊感ではないでしょうか。

「会社はいろいろ言っているけど、要するに数字をあげるためにもっと社員を駆り立てようとしているだけではないか」
「また改革ですか?もう疲れた…」
…など。

成果対応の賃金制度・目標管理制度を導入した会社の社員から、「今期の目標を達成すると、来期はさらに高い目標を求められる。どこまでやればいいのか…」という嘆きが出ていたという話も聞いたことがあります。

このことと通じるものがあるように思います。

・モチベーション、エンゲージメントを上げて、組織の発展に貢献してもらうようにする
・現状に満足せず、常により高い目標を目指す

---いずれも間違いではありません。

ただそこに、社員目線が欠けているとうまくいかないことが多いです。

人事施策に限らず、会社が行うことは全て、会社の成果が目的です
社員の成長それ自体を目的に会社を経営するということはあり得ません。

しかし、その成果を上げるのは他ならぬ社員なのです。
そして、働く人にとって仕事は生活の糧であると同時に、自己実現の場、社会との接点の場、承認を求める場でもあるのです。

そのため、組織改革やモチベーション施策が次のような実態になってしまっていたら、社員は疲弊するだけで、生産性や創造性の向上は期待できませんし、社員の離脱にもつながるでしょう。

・本人の自主性・自律性を実は考えていない、あるいは軽視している
・会社、部署の業績のこと「しか」考えていない

会社の成長は、社員それぞれの成長なくして実現はしません。
このことを常に忘れず、人事施策を考えていきましょう。

会社が成長していくうえで人材マネジメントは重要なポイントになります。
ヒューマンキャピタルは豊富な経験と専門性を元に、丁寧なヒアリングと綿密なミーティングをもってクライアント様に最適な人材マネジメント施策をアドバイスをさせていただきます。
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