人事異動してきた人の人事評価をどうするか
人事異動してきた人の人事評価をどうするか、これは案外悩ましい問題ですね。
これまでと同じような部署に異動した場合にはそれほど問題になる事はないと思います。
しかし例えば営業部から経理部に異動したというように、これまで全く経験したことのない業務に異動してきたという場合の評価をどうするのかは、結構悩ましいものです。
問題は会社の業務の都合や人事ローテーションの場合
それまでの部署での仕事ぶりに問題があったために異動したという場合であればまだしも。
もっともその場合、異動前の部署での評価も低かったでしょうから、問題にならないかもしれませんね。
問題は、会社の業務上の都合や人事ローテーションの一環で異動させたという場合です。
このような場合で、業務ができていないという理由で低い評価とされてしまっては、本人のやる気をなくします。
異動拒否ということもあり得ますね。
場合によっては労務トラブルに発展しかねません。
経過観察期間をおく
従ってそのような場合は、一定期間は評価を変えないということが必要と思われます。
この一定期間をどの程度にするかは一概に言えませんが、少なくとも1年程度は見る必要はあると思います。
経過期間は評価を変えない
その間は評価を変えずにおきます。
(アップする場合は別です)
そして、そのいわば移行期間・経過観察期間を過ぎたら、通常の評価をするということでよろしいかと思います。
これからの人事制度、賃金制度をどうするか
人材の活性化・戦力化、公平で納得性のある人事マネジメントにおいて人事評価制度は重要なポイントになります。
ヒューマンキャピタルは豊富な経験と専門性を元に、丁寧なヒアリングと綿密なミーティングをもってクライアント様に最適な賃金制度をアドバイスをさせていただきます。
ぜひ一度、ご相談ください。