会社の成長とともに働く人の数も増える
会社が成長、発展をしていくと、それに伴ってそこで働く人の数も増えていきます。
もちろんこれは、会社の事業内容、形態によって異なります。
しかし、成長に伴って仕事は増えていきますから、それを担う人の数も増やしていかなくては会社は回っていきません。
人が増えることによって会社がやれることが広がり、それがさらなる成長につながるという正のスパイラルができあがるのが目指す姿といっていいでしょう。
人を雇った場合には労働・社会保険にかかる手続が必須
人を雇った場合に必須なのが、次のような労働・社会保険にかかる手続です。
・健康保険、厚生年金に加入する
・雇用保険に加入する
・労災保険を適用する
・36協定、就業規則など労働法令に基づくことを整備する
これらは法律で義務付けられていることなのですね。
義務になっているのには、それなりの理由があります。
たとえば、健康保険に入っていないと病気やケガをしても保険で診療を受けることができません。
また、健康保険制度には病気やケガで休んだ場合に一定の収入が補填されるという仕組みがありますが、そのような給付を受けることもできません。
これでは安心して働くことはできませんし、そのような会社に人が集まることも、定着することもないでしょう。
労働・社会保険にかかる制度に会社としてきちんと対応することは、人材マネジメントの基盤をつくることになるのです。
「ウチはきちんとした会社です」と胸をはって言えるようになるのが、会社成長のベースなのです。
やるべきことは発展段階によって異なる
労働・社会保険にかかるもろもろは、人数によってやるべきことが異なってきます。
会社の発展段階によるということですね。
・会社をつくったとき、初めて人を雇うとき
・従業員が10人になったとき
・従業員が50人になったとき
引き続き、このようなステージごとにやるべきことをお話ししていきましょう。
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