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労使協定と就業規則(5)

労働組合法第16条には「労働協約に定める労働条件その他の労働者の待遇に関する基準に違反する労働契約の部分は、無効とする。この場合において無効となった部分は、基準の定めるところによる。労働契約に定めがない部分についても同様とする」と定められています。

これと似たような条文が労働契約法第12条にあります。

「就業規則で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効とする。この場合において無効となった部分は、就業規則で定める基準による」

つまり、労働協約も就業規則も、個別の労働契約より優位にあるということですね。

ただ、労働協約に関する条文は「基準に違反する労働契約の部分は」とあり、就業規則に関する条文は「基準に達しない労働条件を定める労働契約は」となっています。

後者の意味は明確で、就業規則の基準を下回る労働契約は無効、上回るのは有効ということです。

前者の場合、判例、学説の見解は分かれています。

労働協約を上回る内容の労働契約を結んだ場合で、しかもその当事者が組合員という場合ですが、この問題はまた別の機会に。

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関連リンク

36協定と就業規則の関係

労使協定と就業規則(1)

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労使協定と就業規則(3)

労使協定と就業規則(4)

労使協定と就業規則(5)

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