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就業規則作成講座working rule

何のための就業規則?就業規則の役割を確認(1)

就業規則を一言で言い表すと、「会社のルールブック」となります。
「会社の憲法」という言い方をする人もいますが、そこまで言うと、おいそれと変更できないものという印象を与えてしまいますので、「ルールブック」というぐらいが適当でしょう。

就業規則は何のためにあるのか?
「労働基準法で作成が義務づけられているから」
確かにその通りで、常時10人以上の労働者を雇用する事業所には作成・届出が義務づけられています。 しかしそれは、就業規則の一断面でしかありません。

◆経営のツールとしての就業規則

就業規則が何のためにあるかと言えば、それは組織が成果を上げるためです。

組織は、複数の人が集まって、何らかの目標を達成するために存在します。
会社組織であれば、その目標は利益を上げることになります。

組織とは何か、どのような組織がいいのかは、古今東西、数多くの専門家が理論を展開しています。
ここでそこに立ち入るつもりはありませんが、究極のところ、組織を作るのは、一人ではできないことを実現するためです。

そして、人を集めて組織を作れば、そこにはルールが必要になります。 これがなくては、組織がその目標を達成することはできません。
たとえば、製造ラインがあるのに、そこで働く人が好き勝手な時間に出社していてはラインはまともに動きません。 そのために、始業時刻、終業時刻が就業規則で決められているのです。

◆働く人にとっての就業規則

そして、もうひとつ重要なことがあります。

会社は働く人で成り立っています。
その人たちが、日々気持ちよく、前向きに働いていないと、会社も業績を上げることができません。 また、日々の仕事の疲れを癒す必要もあります。

労働条件はどうなっているのか、よく分からない状態だと、安心して働くことができません。
また、賃金などがどのような基準で決まるのかがよく分からないと、安心できないというだけでなく、モチベーションも上がりません。

このように、就業規則には、法的義務というだけにとどまらない、重要な意味があるのです。

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