賃金の決め方は「人基準」か「仕事基準」⑦~職務給、役割給のメリット

◆職務給、役割給のメリット~成果型人事との相性

職務給、役割給のメリットとして、成果型人事との相性の良さも挙げられます。

「成果型」というと、以前流行した「成果主義」が頭に浮かびます。
ブームのような変な現象が起こり、ブームの常として成果主義型賃金の多くは失敗に終わっているようです。

しかし、成果主義の考え方そのものは間違いではありません。
成果に報いる、成果に対応して賃金などの処遇を決めるのは、至極当然のことでしょう。
問題は、実際の導入、運用にあったと言えるでしょう。
導入の目的、成果の定義、人事評価や目標管理の運用など。

◆何をやるべきかが明確になっていること

成果を重視して賃金などを決めようとしたら、まずは、その人がどんな仕事をしていて、何を期待されているかが明確になっていないといけません。
その点、職務給や役割給では、社員それぞれの担当職務や果たすべき役割が明確になっていますから、成果を評価するのも比較的容易にできるのです。

◆職務給、役割給のデメリット

これには次の2点があげられます

・柔軟さに欠ける
・メンテナンスに労力がかかる

次回はこれらについて見ていきましょう。

 

◆これからの人事・賃金制度INDEX◆

2019年05月20日