就業規則の実際(17)~服務(7)

ハラスメントとは

ハラスメントには様々な類型がありますが、職場でみられる代表的なものは次の3つです。

・セクシュアル・ハラスメント:性的嫌がらせ
職場において行われる性的な言動に対するその雇用する従業員の対応により当該従業員がその労働条件につき不利益を受け、又は当該性的な言動により当該従業員の就業環境が害されること

・パワー・ハラスメント:職権を背景にする
職権などのパワーを背景にして、本来の業務の範疇を超えて、継続的に人格と尊厳を侵害する言動を行い、就業者の働く環境を悪化させる、あるいは雇用不安を与えること

・マタニティ・ハラスメント
妊娠・出産、育児休業等を契機として解雇その他の不利益な取扱いを行うこと。

 

ハラスメントの特徴

これらハラスメントに共通するのは以下の4点です。

①閉ざされた空間で起こることが多い

②個人(または少数派)への不当な攻撃

③職場のコミュニケーション不在が背景

④精神障害など被害の深刻化をもたらす

 

ハラスメント防止

会社はまず、就業規則にハラスメント行為を禁じる旨を定める必要があります。

しかし、就業規則に定めただけでは、会社として対策を十分に取ったとはいえません。

次のような措置を具体的に取る必要があるのです。

①事業主の方針の明確化およびその周知・啓発

②相談、苦情に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備

③事後の迅速かつ適切な対応

④上記措置に併せて実施すべき措置

 

◆就業規則作成講座INDEX◆

2019年02月26日