メンタルヘルスと就業規則④~課長に昇進したらうつ状態に④

◆あなたが上司なら

上司は部下のこころの病にはできるだけ早く気づくようにする必要があります。
そのためには、部下の様子が普段と異なっている、すなわち、これまでほとんどなかったミスが多く見られるようになった、遅刻・早退が増えてきた、表情が暗くなってきたといった「異変」が見られたら、ヒアリングなどで状況を把握する必要があります。

こういうことについては、職場のメンタルヘルスを扱った本に詳しく書いてありますので、折りをみて目を通してみてください。

部下がこころの病になったら、就業規則に目を通し、その上で必ず人事担当部門に相談してください。
自分だけで処理しようとしないことです。

また、当然のことながら、部下を責めたり、プレッシャーをかけるようなことはしないでください。
もし病状が悪化した場合、上司の言動が後で問題になってしまうかもしれませんので。

状況によっては、就業規則にあるように、会社が指定する医師の診断を受けさせたり、医師の意見を会社が聞く必要が出ることがあります。
本人がもしそれを拒否したら、会社が適切な措置を取るために必要だということを本人に納得してもらうようにしてください。

また、シビアな話になってきますが、休職に入った部下が残念ながら回復しないまま退職することもあり得ます。
また、復職できても、暫くはフル稼働できないかもしれません。

そのような事態も想定し、今後の業務体制を考える必要もあります。

 

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2019年12月25日