メンタルヘルスと就業規則①~課長に昇進したらうつ状態に①

◆事例

生産管理部主任のAさんは定期人事で課長に昇進しました。
最初は新たなポストで張り切って仕事をしていたのですが、次第に気分がふさぎがちになり、会社に行くのが苦痛に感じるようになってしまいました。

気分だけの問題ではなく、朝自宅を出ようとすると必ず胃痛に見舞われるようになり、会社も休みがちです。
精神科の医師に診てもらったところ、ストレスからくるうつ状態と診断されました。
3ヶ月程度の療養を要するとのことです。

 

◆問題の所在

3人に1人がうつと言われる時代。こころの病は他人事ではありません。
あなた自身、あるいはあなたの部下も、いつこころの病になるか分からないのです。

この事例は、いわゆる「昇進うつ」と言われるものです。
昇進するというのは、単純に考えると嬉しいことです。しかし一方で、責任が重くなるなど、ストレスもかかってきます。

実は、うつなどになるのは、文字通り憂鬱なできごとがあったときとは限りません
この事例のような、昇進とか、あるいは就職・転職、さらには結婚や出産など、単純に考えると喜ばしいことでも、自分のおかれた状況が変化すると、心にストレスがかかり、うつになることがあるのです。

こころの病になってしまった場合、本人、上司はどう対応するべきかを考えていきましょう。

 

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2019年12月19日