新時代の賃金制度~同一労働同一賃金法制を読み解く①

◆賃金制度への取り組み

いま会社が迫られているのは、同一労働同一賃金法制への対応です。
ただ、経営者、人事ご担当の方にぜひ考えていただきたいのは、法制への対応でとどまらないでほしいということです。

賃金制度というのは、会社経営の根幹にかかわる問題です。

ここをどのようなかたちにするか、そしてそれをどのように運用するかで、働く人のモチベーション、そして戦力化の度合いは大きく異なってきますし、それが会社業績に大きな影響を与えます。

「こうしておけば法令上問題ない」ということだけしか考えないで賃金制度をつくっても、会社を活性化するという賃金制度本来の目的は果たせません。

そうみていくと、この問題への取り組みは、次の2つの次元で考える必要があることが分かります。

・法令上問題のない状態にもっていく。
・会社を活性化する賃金制度をつくっていく。

 

◆同一労働同一賃金の捉え方

これにも2つの捉え方があります。

ひとつは、「本来の意味での同一労働同一賃金」。
もうひとつは、「現在課題になっている(法制が求めている)同一労働同一賃金」。

次回はこの2つについて突っ込んでいきましょう

 

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2019年12月18日