医療費が高額になったとき(6)

療養が長引いた場合、医療費の負担も大きくなってきます。

特に、いまご説明している健康保険・高額療養費の対象になるような医療を受けている場合は、尚更です。

そこで、そのような場合のために、「多数該当高額療養費」という制度があります。

これは、高額療養費の支給を受けた月数が1年間(直近12ヵ月間)で3月以上あったときは、4月目から自己負担限度額がさらに引き下げられるというものです。

3ヶ月というのは連続している必要はありません。

また、この高額療養費は世帯合算も含みます。


さらに、人工透析など、相当な長期間続けなければならないような治療を受けている場合は、「特定疾病高額療養費」という制度を利用できます。

対象となる疾病は次の通り。

・慢性腎不全(人工透析治療)
・血友病
・後天性免疫不全症候群

特定疾病高額療養費の支給を受けるには、医師の意見書等を添えて健康保険協会等に申請し、「健康保険特定疾病療養受療証」の交付を受けます。

 

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2019年12月04日