社員が業務災害、通勤災害にあったとき(8)障害補償給付(1)

業務災害による傷病が治癒したときに、身体に障害が残った場合、その程度に応じて障害補償給付が支給されます。

ここでいう「治癒」とは、身体の状態が健康時の状態に完全に回復した時だけをいうのではなく、傷病の症状が安定し、医療を行っても、その医療効果が期待できなくなった状態、すなわち、その傷病の症状の回復・改善が期待できなくなった状態をいいます。


障害補償給付は、障害の程度、すなわち、障害等級に対応して、次のようになっています。


・障害等級1級~7級:障害補償年金、障害特別支給金、障害特別年金
・障害等級8給~14級::障害補償一時金、障害特別支給金、障害特別一時金

※障害特別支給金、障害特別年金・一時金は、厳密にいうと労災保険の給付に加えて、「社会復帰促進等事業」の一環として支給されるものですが、ここでは一体のものとして解説します。


それでは次回から、これら障害補償給付についてみていきましょう。

 

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2019年10月17日