社員を定年後、再雇用するときの社会保険・雇用保険(4)

高年齢雇用継続給付金は、60歳から65歳までの各月(支給対象月といいます)ごとに支払われます。

支給額は、支給対象月の賃金額と、60歳到達時賃金額の比率に対応して決まります。
したがって、昇降給、残業などの状況によって支給額が変わります。

具体的には以下の通りです。

・支給対象月の賃金額が、60歳到達時賃金額の61%以下のとき:支給対象月の賃金の15%

・支給対象月の賃金額が、60歳到達時賃金額の61%超75%未満のとき:以下の算式による

  -183/280×支給対象月の賃金額+137.25/280×60歳到達時賃金額

面倒な算式ですが、要するに支給対象月の賃金額が大きくなるほど、一定割合で逓減するようになっています。

厚生労働省が早見表をホームページにアップしていますので、計算が面倒であれば、それを見るのがいいでしょう。

・支給対象月の賃金額が、60歳到達時賃金額の75%以上のとき、または、支給限度額を超えたとき:支給されない

また、支給対象月の賃金額と上記算式により計算した額の合計額が支給限度額を超えた場合は、超えた分が減じられます。

この支給限度額は、毎年8月に改定されますので、要注意です。

 

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2019年09月04日