入社、採用、試用期間をめぐるトラブルと就業規則⑤~入社時の提出書類をめぐるトラブル②

◆入社時の必要書類には何があるか

入社時には身元保証書などいろいろな書類が必要です。
また、そのような書類には提出期限が決められているのが一般的です。

期限の定め方は、「○日以内」と明確にしている場合と、「すみやかに」としている場合とがあります。

たとえば、次のようになっていたとします。

(入社時の提出物)
第○条 社員として採用された者は、入社の日から3日以内に次の書類を提出しなければならない。ただし既に提出しているものを除く。
 (1)誓約書
 (2)身元保証書
 (3)最終学歴に対応する卒業証明書
 (4)住民票記載事項証明書
 (5)厚生年金保険被保険者証、雇用保険被保険者証(前職ある者のみ)
 (6)各種免許証、資格証明書
 (7)源泉徴収票
 (8)現住所届、通勤経路届
 (9)給与所得扶養控除等申告書、健康保険被扶養者異動届
 (10)その他会社が必要とする書類

2.正当な理由なく前項の手続きをしない者は、採用を取り消し、または懲戒の対象とすることがある。

3.提出した書類の内容に変更があったときは、速やかに届け出なければならない。

この例では、入社から3日以内に書類を出すようにと定めています。

社会保険関係の書類など、公的な手続きに必要なものは、手続き期限が法で決まっていますから、それに支障がないようにしています。
ただ、身元保証書のように、言われてもすぐに出せないようなものもありますので、会社は本人に、内定の時点など入社日前に伝えるのが一般的です。

 

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2019年08月30日