会社を退職したときの雇用保険の給付(2)

雇用保険の保険給付を「失業等給付」といいます。

「等」とついているのは、育児休業給付のように、失業以外の事由でも支給されるものがあるからです。

元々この保険制度は「失業保険」という名称でした。

文字通り職を失った人に対するセーフティネットとしての機能を担っていたわけですね。

これはもちろん、今でも変わりはありません。

しかし、この保険はその後、失業ということだけでなく、もっと広く雇用の維持・拡大を後押しするという機能を担うようになったのです。

そして名称も「雇用保険」と改められ、新たな給付もいろいろと創設されてきたわけです。


さて、この失業等給付は、次の4つに区分されます。

・求職者給付
・就職促進給付
・教育訓練給付
・雇用継続給付

このうち、失業、すなわち退職に伴う給付が求職者給付になります。
ちなみに、以前ご説明した育児休業給付、介護休業給付は、雇用継続給付になります。

一般被保険者に対する求職者給付には次の4種類があります。

・基本手当
・技能習得手当
・寄宿手当
・傷病手当


次回はこの中の、基本手当と傷病手当について解説することにします。

 

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2019年08月06日