社員が家族を介護するときの社会保険手続

家族を介護することになった場合、一定の条件にかなえば、介護休業を取得することができ、休業期間中について、雇用保険から「介護休業給付金」が支給されます。

◆介護休業給付を受給できる要件

介護休業の対象となるのは、傷病のために2週間以上、常時介護必要な家族を介護するための休業です。

ここでいう「家族」とは、配偶者(事実婚服務)、父母、子、配偶者の父母、同居かつ扶養している祖父母、兄弟姉妹、孫です。

また、介護休業給付を受けることができるのは、介護休業を開始した日前2年間に、賃金支払基礎日数が11日以上ある被保険者期間が12カ月以上ある場合です。

◆介護休業給付金の額

介護休業給付金の額は、休業1日につき、休業開始時賃金日額の40%です。

休業開始時賃金日額とは、介護休業開始前6ヶ月間の賃金総額を180で割った額です。

◆手続き

介護休業給付金を受けるには、本人または事業主が、介護休業終了日の翌日から起算して2ヶ月を経過する日の属する月の末日までに、「介護休業給付支給申請書」を事業所を管轄する公共職業安定所に提出します。

その際、休業開始時賃金月額証明書、賃金台帳、出勤簿、介護休業申出書、対象家族の氏名や本人との続柄を確認できる書類を添付します。

 

◆入社から退職までの人事、社会保険便利手帳目次はこちら◆

2019年07月28日