人材の多様化と生産性の関係は?①

7/13の日経新聞に、経済財政白書の概要が紹介されていました。
記事によると白書は、人材の多様性が高まった企業の生産性が年率1ポイント程度上昇するとの分析を示しているということです。

「なるほど」と思う反面、「そう言い切ってしまっていいのかな」という疑問も涌いてきます。
白書も、コミュニケーションのすれ違いなどマイナスの効果が生じる可能性にも言及しているということですから、人材の多様化を手放しで肯定しているわけではないようです。

ただ、プラス効果・マイナス効果にかかわらず、人材の多様化は着実に進んでいますし、もう避けて通れないところまで来ていることは確かだと思います。

そうであれば、これからの人事管理で大事なのは、「多様化を受け入れるか否か」ではなく、「多様化をプラス効果につなげるにはどうしたらいいか」となるでしょう。

多様化を前提において考えるということですね。

◆多様化の2つの側面

一言で「多様化」というものの、これには様々な内容があります。

たとえば…

・仕事をする時間
・仕事をする場所
・雇用形態
・働く人の属性(高齢者、女性、外国人など)
・ワークライフバランスのありかた

…などが挙げられます。

これらを分類整理すると、次の2つに集約されると思われます。

①関係性の多様化
②働き方の多様化

◆関係性の多様化

ここでいう「関係性」とは、「会社と働く人の関係性」を指します。
これまでは、正社員として定年まで働くこと、会社には一身を委ねることが大前提であったのが、近年変化しているということですね。

会社と働く人の関係性はさらに、「雇用形態」と「会社と従業員の距離感」に整理できます。


では、これらはどのようなものなのか?
関係性の多様化、働き他の多様化を踏まえた人事管理のありかたは?

次回もこのお話を続けます。

 

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2019年07月23日