社員が退職するときの社会保険手続(4)~退職後の医療保険(1)

退職した場合の社会保険、今回は、退職後の医療保険について見ていきましょう。

退職した人が、別の会社に再就職した場合は、その会社で健康保険に入ります。
本人があれこれ考える余地はありません。

一方、そのまま完全にリタイアした場合、または自営業者などになった場合は、その人は健康保険の任意継続被保険者になるか、国民健康保険の被保険者になるか、いずれかを選ぶことになります。

(厚生年金などに20年以上加入し、老齢年金の支給開始年齢に達している人が退職した場合は、国民健康保険の退職被保険者になります。
また、加入している健康保険が特定健康保険組合の場合は、「特例退職被保険者」になることもできます)。


健康保険の任意継続被保険者になれるのは、被保険者期間が2ヶ月以上あるす人です。

資格喪失後20日以内に本人の住所を管轄する健康保険協会または加入していた健康保険組合に「健康保険任意継続被保険者資格取得申出書」を提出します。

任意継続被保険者の期間は2年間です。途中で任意に脱退することはできません。


では、退職後はどちらを選択するのがいいのでしょうか?
次回はこのあたりを見ていきましょう。

 

◆入社から退職までの人事、社会保険便利手帳INDEX◆

2019年06月12日