働き方改革への取組(2)~労働時間短縮①

働き方改革を推進する原動力として大きかったのは、長時間労働問題です。

古くて新しい問題ですね。
「ウサギ小屋に住むワーカホリック」と揶揄されたのはもう30年以上も前です。
また、過労自殺やサービス残業が問題になる都度、長時間労働の解消が叫ばれてきました。

見かけ上の総労働時間は減っていますが、フルタイムの正社員がパートタイマーに置き換わったという要因が大きく、正社員の負荷はむしろ増えているという見解もあります。

これには、技術革新の結果、いつでもどこでも仕事ができるようになったことも影響しています。
IT技術・モバイル機器の進化は、プラスの方向にいけば、柔軟で自由な働き方につながりますが、一方で、切れ目なく仕事をしている状況に置かれてしまうということにもなりかねません。

これは大変なストレスです。

労働時間の問題というよりメンタルヘルスやハラスメントの問題という方が適当かもしれませんが、これらは密接に絡み合う問題です。

さて、労働時間・時間外労働委短縮や年次有給休暇取得促進に向けて、法制・行政もさまざまな対応をしてきました。
次回から、現在の時間外規制、年休取得促進制度がどうなっているか、そして改正法はどうなったかを見ていきます。

2018年12月03日