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非正社員、パートタイマー活用講座

パートタイマーの人事・賃金制度(2)〜パートタイマーの意識を把握する

◆パートタイマーの人事・賃金制度〜何を考えなくてはならないか?

パートタイマーの人事・賃金制度も、基本的に社員の制度を考えるときと変わるところはありません。 つまり、次の諸制度が検討対象となります。

  • 賃金制度
  • 人事格付け制度
  • 人事評価制度

◆検討の「視点」

人事制度は、「人」に関する、会社の仕組みです。
当り前のことを書いているようですが、意外と見落としがち。 最初から、そのことを全く考えない人も、そう多くはないと思いますが、制度やシステムを考えることに夢中になると、いつの間にか、生身の人間を相手にしているということを、どこかに置き去りにしてしまうこともあります。

◆パートタイマーの「働く意識」は? <勤務の自由度、柔軟さが最大のポイント>

それでは、パートタイマーの「働く意識」はどのようなものなのでしょうか?
正社員と、どのような違いがあるのでしょうか?

この点は、潟Aイデムが実施した「パート・アルバイトの働き方に関する調査」が参考になります。
同調査は、2006年12月8日〜12月11日にパート・アルバイトとして働いている20 歳以上の男女を対象にしたWebアンケート調査で、回答数は1030名。 これを次の3区分で集計しています。

  • 「主婦」…結婚している女性で、パート・アルバイトで働いている者
  • 「学生」…学生であって、学業の合間にパート・アルバイトで働いている者
  • 「一般」…パート・アルバイトで働いている者で、「主婦」、「学生」以外

この中から、パートタイマーの働く意識をさぐってみます。

まず、「なぜパート・アルバイトという働き方を選んだのか」

全体では「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」が最も多く56.2%、次いで「気楽に働けるから」35.0%、「家事や育児と仕事の両立を図りたいから」31.0%、「家の近くで募集があったから」26.6%、「扶養の範囲内で働きたいから」25.4%の順になっています。

主婦では「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」66.3%、「家事や育児と仕事の両立を図りたいから」58.4%と半数以上を占めており、続いて「扶養の範囲内で働きたいから」48.4%となっています。
また、学生の場合は、「本業(学業)のかたわらに働けるから」が84.0%とダントツの1位。

つまり、パートタイマーとして働く最大の理由は、仕事以外にやりたいこと・やらなくてはならないことがあるためと言えそうです。
したがって、拘束時間が短い、勤務日・勤務時間に自由度・柔軟性があることが、パートタイマーの人事制度の第一のポイントになります。

<人間関係、コミュニケーションがパートを引きとめる>

それでは、パートタイマーは、「時間が短く、柔軟に対応できる」という点を満たしてさえいれば問題ないのでしょうか? 実際、そう考える会社もあります。

でも、それだけでいいのでしょうか?

パートタイマーの定着と戦力化を実現したいのであれば、それだけでは不十分です。
考えてみれば、「パートタイマー」なのですから、勤務時間が短いのは当たり前のことです。 また、勤務時間を柔軟に設定できるというのも、パートであれば、珍しくありません。

つまり、それだけのことであれば、どこに行っても同じようなもの。

「ここで一生懸命、長く働きたい」と思わせることはできません。

それでは、パートタイマーを引きとめ、戦力化するポイントはどこにあるのでしょうか?

「パート・アルバイトの働き方に関する調査」から、パートタイマーが「働きやすい」と感じる職場は何かを見ると、「勤務時間や勤務日が自分の都合に合わせられる」が68.1%と最も多く、続いて「職場の人間関係が良好である」が46.1%となっています。
次いで「自分の裁量で仕事ができる」26.9%、「仕事でわからないことは丁寧に教えてくれる」23.5%、「急に残業を命じられることがない」22.0%、「パート・アルバイトと正社員との分け隔てがない」17.7%となっています。

「勤務時間や勤務日が自分の都合に合わせられる」が最も多いのは、「なぜパート・アルバイトという働き方を選んだのか」に対して「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」という答えが最も多かったことから、当然と言えるでしょう。

注目は、「職場の人間関係が良好である」がそれに続いて多いこと。

誰でも、人間関係の悪い職場では働きたくありません。 また、メンタルヘルス障害の原因のひとつに、人間関係の問題があります。 この問題は、人材マネジメントの大きな課題と言えます。
特にパートタイマーの場合、「働きづらい」と感じたら、さっさと辞めるでしょう。 人間関係への配慮は、パートタイマーを定着させる重要なポイントなのです。

<仕事への評価はパートタイマーも求めている>

これまで、「勤務の自由度、柔軟さ」、「人間関係」がパートタイマーの人事管理において重要な要素になることを見てきました。

この2点を考えれば十分と言えるでしょうか? 実はもうひとつ、重要なポイントがあります。 特に、「活性化・戦力化」という点では、最重要課題と言ってもいいポイントです。

「パート・アルバイトの働き方に関する調査」から、今度は、「働きにくいと感じる職場」を見てみましょう。

調査によると「評価が賃金に反映されない」が30.9%と最も多く、次いで「仕事ぶりに応じた評価がなされない」21.1%、 「仕事の繁閑によって急な残業や就労時間の短縮が発生する」18.3%、「上司の指示が明確でない」15.4%の 順になっています。

つまり、人事評価に関する項目が最も多いのです。

「自分の仕事ぶりをきちんと見てくれている」 「仕事ぶりを公平に評価していくれている」 こう感じると、人はモチベーションがあがります。 この点は、正社員とパートタイマーで、特に異なるところはありません。
特にパートタイマーの場合、優秀な人材、もともとやる気のある人材ほど、こう考えるのではないでしょうか? これは私の経験則ですが…

この経験則が正しければ、こういうことが言えそうです。

  • 人事評価がない、あってもいい加減な会社からは、優秀なパートタイマーから先に辞めていく。
  • 逆に、人事評価をきちんと運用している会社には、優秀なパートタイマーが定着し、生産性や業績向上に寄与する。

以上、パートタイマーはどんな意識で働いているのかを、調査から探ってみました。
ここから、パートタイマーの人事制度をつくり、人事管理を考えていく上でポイントになるのは次の3点と言えます。

<パートタイマー独自のポイント>

ポイント1:勤務の自由度、柔軟さ

<パートタイマーだからと言って軽視してはならないポイント>

ポイント2:人間関係
ポイント3:人事評価

この3点をはずさないように、パートタイマーの人事制度、人事管理を考えていきましょう。

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パートタイマーの人事・賃金制度(1)

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